お客さまからのよくある質問について

当社に寄せられておりますご質問の中から、とくに多いお問い合わせおよびその回答を掲載いたします。下記内容以外にもご不明な点がありましたら、お問い合わせフォームもしくはお電話にてお気軽にお尋ねください。
Q&A
はい。必要です!
よくある質問として業者から見積もりに足場のある見積もり、足場の無い見積もりがあるけど足場は必要なの?という質問があります。
基本的には足場は必要です。建物は2階以上になると2m以上の高所にもなりますので安全のためにも必ず安定した足場での作業が必要になります。また、安全に作業できない環境では危険な体制での作業になるため確実な施工が行えませんし、危険な作業になるので回数を減らす可能性もあります。
平屋の建物だから足場はいらないのでは?という問い合わせもございますが足場には安全、施工性の他に塗料の飛散を防止する目的もあります。皆様も足場の周りにシートが掛けられているのを見られたことがあるかとおもいます。足場の周りにシートをすることで、粉塵の飛散、資材の飛散、塗料の飛散、作業員の転落防止等、近隣の方にも配慮することができるのです。
足場が必要無く塗装工事を行えるのは、2m以上の高所作業が無い建物で近隣に建物や飛散により迷惑をお掛けすることのない場所だけです。
もし足場の必要のない見積もりを提示されたら本当に足場が無くても安全に確実な施工ができるか?近隣に迷惑を掛けずに施工できるか?を確認しましょう。
環境により異なります。
例えばシリコン塗料は10年~15年の耐候性と言われています。この耐候性の期間は塗料メーカーが研究施設や実際に塗料を暴露実験(実際に屋外に塗装した板を設置)した結果ですので信用できるものです。
しかし塗装する環境は塗る建物によってそれぞれ違います。海岸沿いですと塩害の影響を受けます。周りに何も無いと直射日光による紫外線、風雨による影響をうけます。山や田んぼが隣接している箇所、また日当たりの悪い個所はカビ、コケ、藻が発生しやすいです。
厳しい環境では耐候性の高い塗料が使用されています。東京スカイツリーはフッソ塗料が使用されています。また高層タワーや鉄塔、橋梁等は厳しい環境ですし塗替え塗装も安易にできませんので耐候性の高い塗料が使用されます。
逆に厳しい環境にさらされない屋内では耐候性はあまり求められないので屋内塗料には耐候性の低いアクリル塗料が多いです。
環境によっては実際の耐候年数より短い期間で劣化が始まることもあります。塗料の選択は環境も考慮しましょう。